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はじめての那須

オホホホ、わたくし、ちょっと那須の御用邸に避暑にでかけてまいりますわね。

って、今年もあと一ヶ月の北半球で何を言ってるんだか(苦笑)。今度の日曜に久しぶりの大会が那須であるのだが、さすがに前日入りしないとスタートに間に合わないので、走るために行くのだか、行くついでに走るのだか疑問を残しつつも、土曜日は那須高原に出立。朝一番の電車に乗る予定が、しっかり寝坊して1時間半遅れ。まあ、いい。急ぐ旅ではなし。通常は夜行バスに乗って移動することを身上とする私だが、今回は金額もほとんど変わらず、時間の自由度が高いので鉄道を選択。もちろん普通電車の乗継だ(笑)。お気になさらなくてよくってよ(笑)。

東武が事故で遅延しているのでJRのみのルートで昼前には黒磯駅に到着。幸い天気にもとても恵まれて、青空が広がっている。ただ、風がとても強くそこそこに肌寒い。避暑に来た甲斐がありましたこと(笑)。いつものごとく駅前の観光案内所で資料をゲットすると、路線バスで那須温泉郷へ移動。今日はウォーキングがてら茶臼岳に登ってみるのがメインなので、那須高原の方は翌日大会後の楽しみになる。

バスに揺られること30分弱。那須湯本に到着。停留所付近の観光センターに入ると、ありがたいことにコインロッカーがあった。ラッキー。ただし、使用は16時までとのこと。ちょっとメロスごっこをしないといけないかもしれないが、いずれにせよ晩秋だけに日の入りも早く、妥当な時間ではある。寝坊がちょっと惜しかったかなー。

身も心も軽くなったところで、いざ、ボルケーノ・ハイウェイの脇を歩いて登る。ここは数日後の12月から3月までは、雪のために毎年使われないらしい。車通りはそこそこ。高速料金が安くなったし、意外に那須塩原内での移動のバスは料金が高いので、飲まなければ一番の選択肢なのだろう。それにしても、さすがに山が近いだけあって坂の勾配が結構ある。こういう坂をほいほい走りたがる人種ってなんだろうねえ(笑)。ボク、わかんない(笑)。横殴りの風も強く、手がかじかむしなかなか前に進まない。空は薄い青に澄んでいるが、茶臼岳の頂上を見ると雲がかかっていて少し霞んでいる。

歩くだけでもひぃひぃ言いながら、ハイウェイのループの分岐点のおだんに到着。ここから右にそれると散策用の自然道があり、大きな谷にかかるつつじ吊橋がある。こういう道はウォーキングの楽しみだ。自然道に入ってすぐに現れたつつじ吊橋は、全長130m、谷底までは38mあるとのこと。もちろん近代的なワイヤーで吊られた見た目は立派な吊橋だ。入り口には吹流しがあって、強風時には渡らないようにと注意書きがある。その吹流しは斜め下45度にはためいているという微妙なアピール。まあ、ここま来たら渡ってみたいよね。1歩を踏み出した途端、ちょっと強い風が吹いて足の下で橋がぐらりと揺れる。心臓にはやさしくない橋のようだ(苦笑)。ここで、

「オ、オレ・・・・・・、この橋を渡ったら、田舎に帰ってかーちゃんと一緒に真面目に畑を耕すんだ・・・・・・」

とか言おうものならストーリー上95%は確実に谷底に落ちてしまうので(笑)、ぐっと堪えて余計なことは言わずにゆっくりと足を進める。ちなみにあとの5%は、なんだかんだあって最後に大海原の救助ボートの中でぐったりしているところでfinになるというパターンだったりするのだが、「なんで栃木の山奥で落ちて大海原?」ってツッコミはしないヤクソクだ。風と自らの体重移動で美女のお誘い以上に大きく揺れる吊橋だが、左を見れば那須連山、右を見れば那須高原と雄大な景色が広がる。絶景かな、絶景かな。立ち止まりたいような、早く渡ってしまいたいようなジレンマの中で、へっぴり腰で向こう岸に到着。さあ、田舎に戻って農業をやるか(笑)。

再びボルケーノ・ハイウェイに出て横切ったところで、今度はハイウェイのルプの中を縦断する那須自然研究路に入る。こちらは八幡温泉から大丸温泉までをショートカットする山道だ。落ち葉の多い枯れ木の間を、晩秋の風景にちょっとおセンチになりながら足を進める。

「嗚呼、木々よ。汝はこの寒さの中で何を支えに孤独と対峙しているのか」
「それにしても腹減ったなあ。メシ、食いてぇなぁ」

途中、何の前触れも説明もなく、Aコース、Bコースと道が分かれている。困った。選択しようにも判断材料が皆無だ。花占いをしようにも生憎晩秋につき花は見当たらないし、コインの裏表で決めようにもちょうど小銭が切れているし、数少ない野口英世さンのお札では風に飛ばされそうだ(苦笑)。多分どっちでもあまり変わらないだろうが、人生一瞬先は闇、その選択で何が起こるかわからない。ポジティブに考えれば、例えばAコースの先で柳腰の妙齢の美女の下駄の鼻緒が切れているところに遭遇して、自分のハンケチーフを裂いて鼻緒を作ってあげたことがきっかけであんみつ屋で馳走になるかもしれないし、Bコースの先の曲がり角でトーストをくわえながら「遅刻しちゃう!」と言っている女子高生と出会い頭にぶつかって喧嘩になりそうになるが、それがなんと転校生でしかもたまたま空いていた隣の席になって、最初は顔も合わせないで反発しているが、ある日雨の中で子猫を拾って「おまえもさびしいんだよな」と言っているところを目撃されたのがきっかけでほのかな気持ちが芽生えてくる、といったようなこともあるかもしれない。しかし、こりゃポジティブというよりは脳内お花畑だな(苦笑)。

ええい、ままよと思い、ランチタイムの気軽さでAコースを選ぶ。時限爆弾の時計から出ているコードと違って、選択を間違えたからといって爆発することはあるまい。ちなみにあれ、自分が犯人だったらどっちを切っても爆発するようにするんだがなあと言ったら、友人からは、それをやったら監督は頭を抱えるよ、シナリオライター失格だ、といわれた。故に現在に至るまで、シナリオライターにはなれていないのが残念だ。ええ、残念ですとも。

疑問はすぐに氷解。数百メートルも歩くとAコースとBコースが合流。景色もあまり違ってなさそうだし、柳腰の妙齢の美女もトーストくわえた女子高生もいなくて、ちょっとがっかり(笑)。道も終わりに近づき、大丸温泉の手前には全長65mの弁天吊橋が現れる。こちらは谷の中にかかる橋なので、風にはあまりあおられていない。若戸川の清流を下に見ながら、美しいフォルムの吊橋を渡る。向こう岸の階段を登ると、三たびボルケーノ・ハイウェイに出て那須自然研究路の散策は終了。ここから那須ロープウェイまでは、またもやひたすら登り。標高も上がってきたし、横風が寒く吹きつける。疲れたよ、パトラッシュ・・・・・・。はっ、いかんいかん。眠ってしまうところだった。

ロープウェイに乗るのはずいぶんと久方ぶり。大人になってもこういう乗り物には気持ちがはしゃぐ。ロープウェイの筐体はサイドが足元まで全面ガラスで、ほとんど真下まで見渡せることができて高所恐怖症の人にはちょっとつらいかも。私はなんとかは高いところに登るだからなあ、ハッハッハッ。

約4分でロープウェイは9合目の那須山頂駅に到着。駅の外に出ると、やあ、絶景かな!そしてそれ以上に寒い!それもそのはず、ちょっと前に降った雪が所々に残っているし数少ない高山植物は凍っていて、吹きつける風も強い。トイレの水道も使えないらしく、売店も閉店していた。標高も1800mを超えているはずだ。着るものはそれなりに着てきたのでよかったが、手袋がなかったのは失敗。手がかじかんで動かないし、かといってポッケに手をいれてこけたりしたらコトだ。

暫くは愚民共のいる下界を眺めて高笑いしながら(ウソです!!許してください!!)、頂上の方に足を向けることにする。山肌からもくもくと蒸気をあげる硫黄の臭いが鼻を突く。黒い砂地がやがてごつごつとした足元が不安定な岩場になり、ちょっと登山に適したスタイルでないと難しい状況になってくる。ちょっと足をとられて、膝をひねってしまったのは失敗。しかも南月山の方から吹きつける風に乗って雲が流され、時々視界が不明瞭になる。こういう時はへたれな私はすぐ撤退。登山やってた親父も山はなめたらいかんと言っていたしね。

那須山頂駅まで降りると、さほど下がった訳でもないのに思った以上に気温が違う。自動販売機で買った缶コーヒーにほっとする。ロープウェイで降りながら、この後の行動を頭の中のスーパーコンピュータで考える。寒さで凍える身体に痛めている膝、ここから導き出されるのはすうどん?じゃなくて、温泉だ。湯治が必要である。

大丸温泉まで降りていくと、日帰り温泉をやっていて露天風呂がある旅館に入る。タオル付で値段も手頃。「あーーー(はぁと)」と親父声を上げながら、芯まで冷え切った身体を露天風呂にたっぷりと漬ける。しあわせ~~~!このまま一生温泉に浸かっていたい(笑)。

適度にふやけたところでおみやげやさんの食堂に移動。那須湯本まで降りるバスの時間まで30分ある。ドライはあまり好きではないので、ワンカップをお願いすると、酒のアテに現地の名物ぴりり椎茸という椎茸の漬物をサービスにつけてくれた。いや、これがうまんだ!まったく。むちゃくちゃ気に入ったので、帰りに思わず購入。酒が進むぜ。基本が食堂なので麺類と定食しかないのだが、おでん定食のおでんだけを出してくれるというのでそれも注文。おでん定食は1200 円という観光地価格なのだが、なんとおでんはサービスで6品+昆布で500円。イケメンでもないのに、これだけサービスされたのは初めてだ(笑)。那須に来てよかったよ(笑)。

気持ちよく食堂を出てバスに乗ると、15:55に那須湯本観光センターに到着。荷物をロッカーから出して、次のバスまで付近を散策。温泉神社というストレートど真ん中なネーミングの神社や、九尾の狐が石に姿を変えて有毒ガスを出しているという殺生石、お地蔵さんがびっしりと並ぶ千体地蔵などを見学。そうこうしている間に秋の夜は釣瓶落とし。日没と共にぐんぐん暗くなってくる。

バスに乗り込むと那須高原の宿に移動。普段は交通機関と宿は低廉に抑えることを常とし、宿は\4,000~\8,000、下手するといい年こいてネットカフェという極めてシビアな精査を行っているのだが、今回は復帰直後だし、今月は大会もあまり入れていないので、今回だけちょっとぜいたくをしてみる。自分にはまるで似つかわしくないオシャレな小ホテルで、夕食はシェフとお話しながら目の前でステーキを焼いてくれてデザート3品付、露天風呂は順番に貸切で入り、夜空の打ち上げ花火を眺めるという、どこのるるぶを小脇に抱えたおじょうさんだという(笑)旅の夜だった。お尻がむずむずして落ち着かないけどねー(笑)。

いろいろと楽しかったけど、ところで明日、何かあったっけ?(笑)

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tag : ウォーキング

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プロフィール

santapapa

Author:santapapa
小さい頃から運動音痴で今までまったく体育系クラブに属した経験がなかったのですが、2007年の2月からipodがきっかけでダイエット目的に走り始めました。だんだん走るのが楽しくなってきたランニング初心者でしたが故障のため走ることから引退しました(以下過去の話)。

最初は4km走るのもやっとでしたが、2007年6月にハーフ、2007年9月にフル・マラソンをやっとこさ完走。2008年3月には100kmウルトラを完走し、今はウルトラをメインに、バンド活動の傍らファン・ランを楽しんでます。生活の中で走ることの優先度が低いので、最近はたまにしか走らずリバウンドの兆しが悩みの種。大会参加でモチベーションをあげています。

自己ベストは10km=45:48(第10回記念大会ニューリバーロードレースin八千代 '07.12. 2)、
ハーフ=1:41:50(NET/第13回手賀沼エコマラソン、 '07.10.28)
フル=3:33:30(NET/第56回勝田全国マラソン大会 '08. 1.27)、
ウルトラ=12:34:40(100km/第4回伊豆大島ウルトラランニング '08. 3.29)、
=38:41:42(206km/第3回佐渡島一周エコジャーニーウルトラ遠足 '08. 9.13)。

なお、blog中の仮名は、自ら公開blogでHNをお使いの方以外は個人情報の関係上、原則アルファベットにしていますのでご了承ください。

2009年3月以前の過去アーカイブは旧ブログ『よっこらしょ』を参照。

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